前回はThaumcraftのResearch Tableを作成し、研究の準備が整いました。今回からは研究を進め、本格的にThaumcraftを攻略していきます。
Theorycraftingの進め方
Thaumcraft6の研究において、花形とも言えるのがTheorycrafting(理論構築)です。以前のバージョンのようなパズルとは異なり、カードを引きTheoryを増やしていくのが目標になります。
紙とインクの用意をする
Research Tableを右クリックすると、上のGUIが開きます。表示されている電球はInspirationの数を示し、研究の解放とともに少しづつ増加していきます。また、Arcane Workbenchや本棚、Brain in Jarといった特別なアイテムが近くに設置されている場合は、電球を1つ消費して対応したアイテムのカードが出現するようにもできます。
研究を進めるには、左のスロットに耐久の残ったScribing ToolsかBotanurgist’s Inkwell、右のスロットに紙をセットして「Create Theory」を選択してください。
研究のカードを選択する
Create Theoryを選択すると机の上に数枚のカードが出現し、カード選択に応じてTheoryのパーセンテージが増減します。ここで重要な情報は、カード上部の電球、背景として描かれているカテゴリ、カード下部に要求されているアイテムの3つです。
- カードの上部分に描かれた電球は、「消費するInspirationの数」を表しています。Inspirationはカード選択の度に消費されていき、0にすることでTheoryが完成します。「Rethink」等一部のカードにはInspirationを回復させる効果があります。
- カードの背景に描かれている絵は、カードの選択によって割り振られるTheoryのカテゴリを表しています。Theorycraftingによって得たパーセンテージの内、青く表示されているカテゴリ以外のTheoryは2/3までしかカウントされないため、狙ったカテゴリにTheoryを集中させると良いでしょう。
- カード下部にアイテムが描かれているカードは、選択するためにそのアイテムがインベントリに入っている必要があります。「!」マークがついているアイテムは消費されてしまうので、貴重品を失ってしまわないように気を付けてください。
Complete Theoryをクリックすることで、Theorycraftingで得たパーセンテージが知識として蓄積され、Thaumonomiconの新しい研究項目の解放に使用できるようになります。
また、途中でどうしても手に入らない素材が必要になってしまった等でTheorycraftingが行き詰まってしまった場合は、「Scrap Theory」でTheorycraftingを最初からやり直すこともできます。
Theoryが必要量に達したら、Thaumonomiconの項目をクリックして解放します。
研究の解放に必要な要素はページ左下に記されており、時にはTheoryやObservation以外の要素が必要になることもあります。
*必要になる要素の例*
- Theory、Observationのような「知識」:Thaumonomiconで確認できます。
- Sensus、Machinaのような「相の発見」:自然と条件を満たすことがほとんどです。
- Thaumometer等「特定アイテムのクラフト」:他ModレシピでのクラフトでもOKです。
- 高度限界やネザー等の「踏破」:Ultimate Alchemyではネザーゲートを開けないので注意です。
- 羽、石ブロックのような「アイテムの所持」:アイテムは消費されます。
- Thaumometerでの「スキャン」:条件が分かりにくいことが多いです。
- 「その他」:火炎ダメージを受けるなど、特別な動作を要求されます。
るつぼ錬金術
Ultimate Alchemyでは、必須となるThaumcraft要素は「Alchemyのるつぼ」「Arcane InfusionのInfusion Crafting」「EldritchのVoid Metal Ingot」のたった三つだけです。しかし、Thaumcraftの研究項目は各カテゴリが複雑に絡み合っており、一直線に研究を開放することが困難です。今後の攻略に有用なアイテムも数多く存在するので、要素を少しづつ紹介していきたいと思います。
一つ目の項目はるつぼ、Crucibleです。
これは大釜にSalis Mundusを使用して変化させる設備であり、真下に炎かNitorの熱源が必要になります。
先ず、作りたいアイテムに要求されている相を含むアイテムをCrucibleに投入して溶かします。次に、レシピに記されているアイテムを投入すると、魔術的な煙とともに錬金が完了します。
完成です。
うまく必要な相だけを溶かすことは難しく、大抵なにかしら余分な相がCrucibleに残ってしまうことになります。残った相は汚染(Flux)の原因となるので、Quartz SilverでCrystalに固めましょう。Theorycraftingで要求されることも多いので、大量に用意しておきます。
大量の相を処理していると、大釜の水がなくなってしまうことがあります。この状態でも相は残っているので、水を注ぎ足して錬金を継続しましょう。
「Goggles of Revealing」という頭装備を装備すると、Crucibleの中に入っている相を視認することができます。中央上下にある金属は「Alchemical Metallurgy」で解放される「Alchemical Brass Ingot」です。「Instrumentum」の相5つに鉄インゴットで作成できます。
次回はAlchemyのカテゴリを進め、るつぼ錬金術をより便利にしていきます。
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