新しいスカイブロックのModパック【SkyFactory 4】をプレイしていきます。
前回は【Barrels, Drums, Storage & More】や【CompactStorage】の力を借りて、拠点の収納力を強化しました。今回は【Simple Storage Network】を構築し、利便性を向上させていきます。
ネザーへ資源採集に赴く
【SkyFactory 4】では、例によって正規の手段でネザーに行くことが出来ません。*1そのため、【TelePastries】によって追加される【Nether Cake】を使用してネザーに出発します。
ネザーに到着しました。
このModパックでは地形の生成法則が乱れているらしく、通常とは大幅に異なる地形が見られます。また、ブレイズやウィザースケルトン、【MatterOverdrive: Legacy Edition】の【Android】といった強敵がそこかしこにスポーンしています。
バニラと比較して難易度が大幅に上昇しているため、注意深く探索しましょう。
その代わり、要塞内のチェストからは有用なアイテムが多く入手できます。今回の遠征で入手できたものの中では、【Cyclic】の【Inventory Crafting Table】が一番有益でした。
【Inventory Crafting Table】を食べたプレイヤーは、インベントリ内に3×3のクラフティンググリッドを獲得します。効果自体は飛びぬけて便利というほどでもありませんが、進捗の達成に必要なアイテムがここで入手できたことは大きいです。
ネザークォーツを入手して帰還します。
これでようやく【Simple Storage Network】に取り掛かる準備が出来ました。
Simple Storage Network基本編
【Simple Storage Network】を一言で説明すると、【Refined Storage】から最低限の機能を残して簡略化した収納系Modです。
【Simple Storage Network】自体にアイテムを保存する機能はほとんどないため、ほぼ全ての収納機能を外部倉庫に依存することになります。そのため、厳密には輸送系Modと考える方が自然かもしれません。
※以下の文章では【Refined Storage】を引き合いに出して説明しますが、このModパックには【Refined Storage】は導入されておりません。
Storage Cable
【Storage Cable】はネットワーク内の機械同士を接続する基本ブロックで、【Refined Storage】の【Cable】に相当します。他の機械を作成する際にも要求されるため、多めに作成しておきましょう。
Storage Network Master
【Storage Network Master】はネットワークの核となるブロックで、【Refined Storage】の【Controller】に近い性質を持ちます。
【Storage Network Master】は一つのネットワークに必ず一つだけ設置して下さい。一つもなければネットワークを構築することが出来ず、二つ以上設置しようとしても自動的にアイテム化してしまいます。
Storage Request Table
【Storage Request Table】はネットワーク内のアイテムを一覧として表示するブロックで、【Refined Storage】の【Crafting Grid】に相当します。
GUIは【Refined Storage】の【Crafting Grid】や【Applied Energistics 2】の【Crafting Terminal】に似ています。しかし、自動クラフトを発注することが出来ない等、いくつかの機能については省略されています。
Controller
自動クラフトの管理には【Controller】を使用します。
類似Modとは使い方が少々異なるため、詳細は後述します。
各種ケーブル系
【Storage Link Cable】【Storage Import Cable】【Storage Export Cable】【Processing Cable】は、外部のブロックと接続してアイテムのやり取りをするブロックです。
それぞれ【Refined Storage】の【External Storage】【Importer】【Exporter】【Crafter】に近い性質を持ちます。
Simple Storage Networkを構築する
ここからは【Simple Storage Network】のネットワークを構築していきます。
*注意*
今までプレイしてきた【SkyFactory 4】のバージョンに導入されている【Simple Storage Network】には、いくつかの不具合が含まれています。そのため、ここからはModパックのバージョンを4.0.8に上げてプレイしております。ご了承下さい。
外部インベントリをネットワークに取り込みたい場合は、【Storage Link Cable】を使用します。一つのケーブルで取り込むことが出来るブロックは一つだけであることに注意して下さい。
【Storage Link Cable】を右クリックすることで、フィルタの設定ができます。使い方は他Modの輸送系フィルタとほとんど変わりません。
【Import Filter】をクリックすると、接続したインベントリから自動的にアイテムを認識して、フィルタを作成します。
【Simple Storage Network】のPriorityは、数値が低いほど優先的にインベントリが使用されるようになっています。
例を挙げるために、棒が飾られている方のチェスト(Priority5)を「チェストA」、木材が飾られている方のチェスト(Priority0)を「チェストB」として説明します。
各チェストに原木を64個ずつ入れ、【Storage Request Table】から原木を1個取り出す場合「チェストB」から優先的に取り出されます。「チェストB」の原木が全て取り出されてから、ようやく「チェストA」の在庫に手が付けられる寸法です。
次に、原木128個全てを取り出した後に【Storage Request Table】経由で原木を戻していく場合を考えます。戻される原木は、Priority0である「チェストB」から優先的に収納されます。「チェストB」が満杯になると、次にPriorityが低い「チェストA」に収納されていきます。
外部インベントリからアイテムを搬入したい場合は【Storage Import Cable】を、搬出したい場合は【Storage Export Cable】を使用します。
この二つにも一応Priorityを設定することができますが、【Storage Link Cable】程の有用性はありません。
また、【Storage Import Cable】と【Storage Export Cable】には、最大4つまでアップグレードを積むことが出来ます。
【Stock Upgrade】は、【Storage Export Cable】の搬出量を設定できるようにするアップグレードです。これを取り付けた【Storage Export Cable】は、設定した個数になるようにアイテムを搬出します。
【Storage Import Cable】には効果を発揮しないことに注意して下さい。
【Operation Upgrade】は、ネットワーク内のアイテム数に応じてケーブルのON/OFFを切り替えることができるようにするアップグレードです。
これを利用することで、「木材が一定個数よりも少なくなったら自動クラフト」といった在庫管理・自動クラフトを楽に行うことが出来ます。ちなみに、指定個数ぴったりの場合は【less than~】の処理が適用されるようです。
【Stack Upgrade】は、一回に行われる搬出入単位を4個から1スタックに強化するアップグレードです。単純に作業速度が16倍になるので、1つは積んでおくと良いでしょう。
【Speed Upgrade】は、搬出入が行われる速度を引き上げるアップグレードです。このアップグレードに限り、複数枚積むことで性能を強化することが出来ます。
かまどを始めとした外部のブロックと連携させて、自動クラフトを行う際は【Processing Cable】を使用します。
【Processing Cable】のGUIは画像のようになっています。
左のスロットに材料、右のスロットに完成品をセットすることで【Transaction valid】と表示されます。レシピが正しければ、ネットワーク内のアイテムを自動搬入してクラフトを開始します。
かまど燃料のような細かい部分にまでは対応していないため、【Storage Import Cable】等で対応する必要があります。
*注意*
左右のスロットには、間違ったレシピを設定しても【Transaction valid】と表示されます。当然アイテムはクラフトされないため、必ず正しいレシピを登録するようにして下さい。
自動クラフトの制御には【Controller】を使用します。
常時生産を行いたいにはチェックマークを【Always Active】に、指定した個数だけ発注したい場合は【Only Process the required number】にして下さい。個数を指定する場合は、シフトを押しながらクリックすることで1スタックずつ増減させることもできます。
※2019年6月23日追記
【Storage Remote】は、遠隔地からネットワークへのアクセスを可能にするアイテムです。【Wireless Crafting Terminal】の【Simple Storage Network】版と言える性能ですが、一切のコストを必要としません。
その代わり、接続した【Storage Network Master】から64ブロック以内でなければ接続できないというデメリットが存在します。SkyFactory 4では、Configによって256ブロックまで接続できるようになっているようです。
とはいえ、拠点内で使用する分には不便を感じることはありません。
類似アイテムの【Simple Storage Remote】は、どれだけ離れていても接続できる代わりにクラフティンググリッドがありません。時と場合に応じて使い分けましょう。
次回は農業を進めて、拠点の生産能力を高める予定です。
*1 【World Type: topography】以外で生成したワールドでは通常通りネザーゲートを組むことが出来ます。
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