【FTB Academy】#6 Actually Additionsの基本を学ぶ①【Minecraft】

初心者に捧げるModpack【FTB Academy】を解説していきます。

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前回は【Tinkers’ Construct】のツールを揃え、乾式製錬炉を自動化しました。今回からは工業Mod【Actually Additions】を開始して、生活を豊かにしていきます。

取扱説明書と発電機

【Actually Additions】は、工業Modの一種です。便利で低コストな工業機械とツール類が一通り追加されるため、序盤から様々な面で助けられることでしょう。今回はメインとなる【Atomic Reconstructor】と、クエストで要求される最重要機械の作成を目的とします。

ちなみに、今回作成するアイテムの多くは【Actually Additions】導入時の村でも生成されます。そのため村からアイテムを回収すれば、クエストの大幅なショートカットが可能です。

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最初に、【Actually Additions】の説明書である【Actually Additions Manual】を作成します。

《和訳》
【Actually Additions Manual】にはこのModで追加される全てのブロックとアイテムの情報があります。

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作成方法は紙と【Canola Seeds】を組み合わせるだけです。

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【Actually Additions Manual】を持って右クリックすると、画像のような英語のマニュアルが表示されます。また、各アイテムの情報はJEIからも見ることができるため、覚えておきましょう。

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次は、チュートリアルで確認した強力な収納ブロック【Small Storage Crate】を作成しましょう。全ての素材が原木由来のアイテムから作成できるため、その気になればワールドに降り立った直後から作ることもできます。

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クエストの報酬は【Storage Crate Keeper】です。このアイテムを【Storage Crate】に入れた状態で破壊すると、一度だけ中身を保持したまま移動させることができます。

《和訳》
【Small Storage Crate】は117の保管スロットを持ちます。

もし【Storage Crate】内に【Storage Crate Keeper】があれば、【Storage Crate】破壊時に中身が保持されます。このプロセス内で、【Storage Crate Keeper】は失われます。

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既にチェストを作っていて中身が一杯、という方には【Chest to Storage Crate Upgrade】がお勧めです。このアイテムを持ってチェストをシフト右クリックすることで、中身を取り出すことなくチェストから【Small Storage Crate】にアップグレードできます。

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さて、アイテム収納を強化した所で本題に入りましょう。
チュートリアルでも触れた【Coal Generator】は比較的安価に作成できる発電機です。

《和訳》
【Coal Generator】は石炭と他のかまど燃料からRFを生産します。一つの石炭からは48000RFを生産します。

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作成方法は画像の通りです。中間素材の【Black Quartz】は鉱石を精錬することで入手できますが、すぐにより効率の良い手段が手に入ります。ここでは必要最低限だけ精錬しておきましょう。

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完成しました。
最序盤はこれに頼ることになります。早くメインとなる発電設備を作りましょう。

Atomic Reconstructor

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次はエネルギーを消費する機械を作成しましょう。【Atomic Reconstructor】は特定アイテムを別のアイテムに変換する機械です。これがなければModの工業要素にほとんど触れられません。

《和訳》
【Atomic Reconstructor】はRFを消費してアイテムを別のアイテムに変換する機械です。この機械は着弾地点にあるアイテムを変換するレーザーを射出します。

デフォルトでは、【Atomic Reconstructor】はエネルギーが溜まったら常時レーザーを射出します。レッドストーントーチを持って右クリックすることで、レッドストーン信号が入力されたときにのみレーザーを発射するように変更できます。

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早速設置しました。大抵のModの場合、発電機に機械を直付けすることで電線を使わなくても機械を稼働できることを覚えておきましょう。

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しかし、現状の設定ではエネルギーが溜まり次第レーザーを射出してしまいます。このままではエネルギーの無駄遣いになりますし、なによりシュンシュン騒々しいです。

そのため、レッドストーントーチを持って機械を右クリックして、設定を【Pulse】に変更しましょう。こうしておけば、レッドストーン信号が入力された一瞬だけレーザーが射出されます。

機械の前に感圧板を設置すれば、ドロップしたアイテムを変換できるためお勧めです。

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【Atomic Reconstructor】は、金を除くバニラの鉱石資源を専用の【Crystal】に変換します。特にレッドストーンパウダーを変換した【Restonia Crystal】は大量に使うため、ある程度作成しておきましょう。

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また、この機械ではそれ以外にも様々なアイテムを変換できます。特に、腐った肉ネザークォーツプリズマリンの欠片赤キノコネザーウォートソウルサンドの変換は便利です。

クエストを攻略する

ここからは、クエスト欄の【Technology -Beginner】タブにあるクエストを進めます。

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先ずはこのModで追加される粉砕機である【Crusher】を作成します。粉砕機とは、鉱石や金属、植物を粉砕して粉や染料を入手する機械です。特に最序盤の鉱石倍化に有用なため、最優先で作成したいアイテムです。

《和訳》
【Crusher】はRFを消費してアイテムを粉砕します。

鉱石は粉砕することで2つの鉱石の粉末になり、それらを精錬することでそれぞれインゴットにすることができます。粉砕時には、(【Thermal Expansion】で追加される)【Pulverizer】とは異なる副産物を得る可能性もあります。

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レシピは画像の通りです。左上と右下にある赤いアイテムは【Restonia Crystal】で、先程作成した【Atomic Reconstructor】でレッドストーンを変換して作成します。

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【Crusher】では、各種鉱石➡鉱石の粉×2➡インゴット×2というルートで鉱石倍化ができる他、乾式製錬炉では扱えない【Black Quartz Ore】等も倍化することができます。また、サトウキビや花から普通にクラフトするよりも多くのアイテムを作成できる点も見逃せません。

類似アイテムに【Thermal Expansion】の【Pulverizer】もありますが、こちらの方がやや安価ですので序盤に作りやすいでしょう。

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次に作成するアイテムは、電気かまど【Powered Furnace】です。

《和訳》
【Powered Furnace】はアイテムを精錬するのにRFを消費します。

この機械には2つの投入スロットがあるため、同時に2スタックのアイテムを精錬にかけることができます。また、投入アイテムをそれぞれのスロットに分配することができるため、(通常のかまどと比べて)2倍の速さで稼働させることもできます。

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それでは作成していきます。星型の素材は【Enori Crystal】で、鉄を【Atomic Reconstructor】で変換することで入手します。この素材も良く使うため、いくつか作成しておくと後々役立ちます。

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完成した【Powered Furnace】には【Auto Split Items】ボタンがあり、このボタンを押すと投入物が自動的に分配されるようになります。もう一度押すと元の設定に戻るため、必要に応じて使い分けて下さい。

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機械が増えればその分エネルギーの消費も増加します。【Coal Generator】を量産して解決するのも悪くありませんが、今回は別の発電機である【Oil Generator】を作成しましょう。

《和訳》
【Canola Oil】を使って、簡単かつ再生可能なエネルギーが生産できます!
【Canola Oil】には4つのTierがあり、最初のTierでは8万RF、最後のTierでは70万RF生産できます。

【Canola Press】は少量のRFを消費して【Canola】を【Canola Oil】に変換し、自動的に隣接ブロックへと輸送します。【Canola Oil】は【Oil Generator】や【Comression Dynamo】の燃料として使用できます。これらは(バケツ1杯あたり)80000RF生産します。

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【Canola Press】と【Oil Generator】のレシピは画像の通りです。中間素材にある【Advanced Coil】は、【Actually Additions】の上位アイテムを作成する際に大量消費します。

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【Canola Press】は【Canola】を【Canola Oil】に変換します。【Canola】は【Canola Seeds】を育てて収穫することで入手できるため、拠点の消費電力に応じた畑が必要です。

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圧搾した【Canola Oil】をそのまま【Oil Generator】に投入しても一応発電は可能ですが、できればより効率良く発電したい所です。追加クエストで要求される【Fermenting Barrel】を使えば少ない手間で効率をアップできるため、ついでに作成します。

《和訳》
【Refined Oil】は【Canola Oil】の2つ目のTierで、20万RF生産します。【Refined Canola Oil】は【Fermenting Barrel】か【Fractionating Still】で精製できます。

【Fermenting Barrel】はRFを要求せず、隣接ブロック(搬入パイプも含まれるため、注意が必要です)に【Refined Canola Oil】を搬入しようとします。
【Fractionating Still】はRFを要求しますが、精製はかなり速いです。また、【Fractionating Still】はどのブロックから搬入するか、どのブロックに搬出するかを選択できます。

*注意*
【Oil Generator】を使う場合、【Refined Canola Oil】では厳密には20万RFを生産できていません。細かくエネルギー生産を調整したい方は注意して下さい。

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【Fermenting Barrel】はエネルギーを消費せず、【Canola Oil】を【Refined Canola Oil】に変換します。クエストのクリアには【Refined Canola Oil】がバケツ1杯分必要です。

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これでようやくエネルギー生産ができるようになりました。【Coal Generator】は30RF/t(1tickあたり30RF生産、600RF/秒)ですので、それと比べると倍以上の出力です。

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【Actually Additions】には、低コストで農場の自動化をしてくれる機械が追加されています。非常に便利ですので、ここで作成して【Canola】の生産を自動化しましょう。

《和訳》
【Farmer】は前方9×9の範囲の土を耕し、内部インベントリ左のスロットにある任意の種を植えるよう試みます。また、この機械は前方9×9の範囲にある最大まで成長した作物を収穫し、種を植え、収穫物を右のスロットに入れます。

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【Farmer】のレシピの四隅にあるアイテムは【Enori Crystal Block】です。【Atomic Reconstructor】を用いたアイテムの変換はブロックでも受け付けてくれるため、鉄ブロックにレーザーを射出して変換しましょう。

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【Farmer】の効果範囲は黒い面の前方9×9の範囲です。この範囲にある土は自動的に耕され、内部に設置した種が植えられます。作物が最大まで成長すると自動的に収穫され内部スロットに収納されるため、搬出機構も必要です。

また、内部スロットに入れた種は全て同列に扱われることに注意して下さい。例えば「一枚の畑で複数の作物を収穫したい」と考えて複数の種を入れたとしても、【Farmer】が思い通りに種を植え直してくれるとは限りません。複数の作物を一度に育てるにはコツが要りますので、慣れないうちは「畑一枚に一種類の作物」になるよう気を付けましょう。

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内部スロットは画像の通りです。左側に種が、右側に収穫物が入ります。

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続いて【Actually Addition】独自の電線である【Energy Laser Relay】を作成します。

《和訳》
【Energy Laser Relay】は1000RF/tまでんの無線送電が可能です。

RFを搬出したいブロックと、搬入したいブロック、及びその中継地点に【Energy Laser Relay】を設置して下さい。

【Laser Relay】同士を接続するには、【Laser Wrench】を持って片方の【Laser Relay】を右クリックした後、もう片方の【Laser Relay】をクリックして下さい。

(【Laser Relay】の)入力・出力・双方向を変更したい場合は、コンパスを持って右クリックして下さい。

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作成方法は簡単ですが、ややコストが重めです。ブロックを無視して接続できることは魅力的ですが、本格的な配線は【Thermal Expansion】を進めてからの方が良いでしょう。

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【Laser Wrench】を持って接続したい【Energy Laser Relay】を右クリック➡もう片方を右クリックで接続できます。初期設定では双方向にRFが輸送されますが、特に問題はありません。RFの搬入または搬出だけ行いたい場合は、バニラのコンパスを持って右クリックで変更できます。

それよりも大事なことは、このレーザーには減衰が発生する点です。具体的には輸送の際に5%のロスが発生しているため、エネルギー不足には注意して下さい。

次回は引き続き【Actually Additions】の攻略を進めて行く予定です。

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