【FTB Academy】#9 倉庫強化と新たなる味方Thermal Dynamics!【Minecraft】

初心者に捧げるModpack【FTB Academy】を解説していきます。

前回はModで追加された便利な建築ツールを駆使し、攻略拠点を建造した所まで進めました。今回からは拠点の設備面を整備するために、更に多くのModに触れていきます。

Strage Drawersで倉庫を強化する

先ずはチュートリアルでも触れた【Storage Drawers】の倉庫を作成します。

【和訳】
【Basic Drawer】は一種類のアイテムを32スタックまで保管できます。【1×2 Drawers】は2種類のアイテムを16スタックまで保管し、【2×2 Drawers】は4種類のアイテムを8スタックまで保管します。アップグレードを追加することで、更に多くのアイテムを保管できます。

各種【Drawer】のレシピは画像の通りです。あまり使わないアイテムは【Basic Drawers 2×2】に、土や丸石のような嵩張りやすいの多いアイテムに入れると良いでしょう。

続いて【Compacting Drawer】を作成します。
【和訳】
【Compacting Drawer】はアイテムをインゴット・ナゲット・ブロックの形で表示します。

最大貯蔵量はブロック状態での量に依存するため、金属や宝石の保管によく合います。


このブロックは圧縮可能なアイテムを自動的に圧縮するため、数値上の16スタックよりも多くのアイテムを保管できます。各種金属や粘土、グロウストーンといったアイテムの保管に最適です。

少々コストはかかりますが、よく使うインゴットの分だけでも用意しておくと安心です。

ちなみに、クエストの報酬として入手できる【Quantify Key】は、【Drawer】に向かって右クリックすることで個数を表示するように設定できます。このModpackでは【The One Probe】があるため恩恵は小さいですが、好みで使用しても良いでしょう。

各種Modのアイテムを【Drawer】で整理する場合、大量の【Drawer】を設置する必要が出てきます。そのため、早い段階で【Drawer Controller】を設置するのが得策です。
【和訳】
【Drawer Controller】は接続された【Drawer】全てに対して、ホッパーやパイプといった任意の自動化装置をアクセスできるようにします。

【Drawer】は【Drawer Controller】と接触している時に接続されます。【Drawer】と【Drawer Controller】の間に別の【Drawer】があっても大丈夫です。

【Drawer Controller】の作成にはダイヤモンドとレッドストーンコンパレーターが必要です。一つの【Drawer】群に一つまでしか使用できないため、量産する必要はありません。

【Drawer Controller】は接続された一定範囲内の【Drawer】にアクセスできます。【Drawer】内に同一アイテムがあれば、ここから一括で収納できるため非常に便利です。

ちなみに、類似アイテムに【Controller Slave】があります。こちらは右クリックでの一括収納に対応しておらず、ホッパー等での搬入のみ可能です。



またクエストで触れられている通り、【Storage Drawers】はアップグレードを積むことで容量や機能を追加できます。今回は比較的安価に作成できる【Storage Upgrade(Ⅴ)】を作成します。
【和訳】
【Storage Upgrade】は【Drawer】にある各スロットの最大量を増加させます。増加量はツールチップから見ることができます。

前のTierのものを先にセットする必要はありません。最大Tierの【Storage Upgrade】7個で、1スロット当たり最大7168スタックまで貯蔵量が増加します。


【Drawer】に対して素手でシフト右クリックすると、画像のようなGUIが表示されます。この下部分のスロットに【Storage Upgrade】をセットすることができ、セットしたアップグレードに応じて【Drawer】の性能が上がる仕組みです。

【Storage Upgrade(Ⅴ)】は貯蔵量を基礎値の32倍にします。2個セットすると64倍に、最大の7枚まで積めば224倍になるため、最大まで強化した【Basic Drawer】であれば7168スタック、約45万個のアイテムを貯蔵できる計算です。

しかしながら、工業Modの世界では45万もの貯蔵量であっても溢れてしまうことがあります。不要なアイテムの処理に困る前に、予め上限を超えたアイテムを消去する【Void Upgrade】を作成しておきましょう。
【和訳】
【Void Upgrade】は【Drawer】が一杯になった時に超過したアイテムを廃棄するようにします。このアップグレードは丸石のような、実際に貯蔵している量よりも倉庫が詰まった状態を防止する事の方が重要なアイテムで役立ちます。

レシピは画像の通りです。地味に黒曜石を消費するため、沢山生産したいときは注意して下さい。

ちなみに、クエストをクリアすると中身入りのチェストが貰えます。
鍵がかかっている時点で嫌な予感がするため、倉庫に余裕がある時に開けましょう。

中には大量の丸石が入っています。
これはひどいです。

余談ですが、【Storage Drawer】には【Drawer Key】という右クリックした【Drawer】の貯蔵アイテムを固定するアイテムが存在します。アイテムを使い切ってしまった【Drawer】に別のアイテムが入り込まないため、整理整頓が捗ります。

【Drawer Controller】に向かって右クリックすれば、【Drawer】全体を一括設定できます。また、オフハンドに【Drawer Key】を持っていると初めから鍵がかかった状態で【Drawer】を置くこともできるため便利です。

最後のStorage Crateへの長い道程

【Storage Drawers】のクエストを達成したら、次はもう一つの【Storage】クエストである【Storage Crate】を達成していきましょう。

【和訳】
【Medium Storage Crate】(の容量)は117スロットが2ページ、計234スロット分あります。
GUIの各側にある→をクリックすることで、ページ間を移動して下さい。

先ずは【Medium Storage Crate】を作成します。四隅の黒いブロックは【Void Crystal Block】ですので、石炭ブロックと間違えないように気を付けて下さい。

【Medium Storage Crate】は【Small Storage Crate】2個分、計234スロットの大容量チェストとして扱えます。別のページのアイテムを参照したい時は左右のボタンを押してページ送りして下さい。

クエストの報酬としてもらえる【Small To Medium Storage Crate Upgrade】は【Chest To Storage Crate Upgrade】と同様に、【Small Storage Crate】を【Medium Storage Crate】に強化できます。若干コストはかかりますが、【Crate】を破壊せずに強化できるため便利です。

次に、【Crate】の最終強化である【Large Storage Crate】を作成しましょう。これは3ページ117スロット、計351スロット分の容量を誇る強力な倉庫です。
【和訳】
【Large Storage Crate】は117スロットが3ページ、計351スロット分あります。

【Large Storage Crate】を作成するためには、先に【Actually Additions】の上位施設である【Empowerer】を作成する必要があります。材料として大量のネザークォーツが必要ですので、予め集めておきましょう。
【和訳】
【Empowerer】は【Crystal】をアップグレードするために使われます。
【Empowerer】を設置し、四方に2ブロック開けて【Display Stand】を設置した後にエネルギーを供給して下さい。

集めたネザークォーツはクォーツブロックと模様入りクォーツブロックにクラフトして、【Atomic Reconstructor】でそれぞれ【Ethetic Quartz】【Ethetic Green Block】に変換します。


続いて、沢山の中間素材を経て【Display Stand】を4つ、【Empowerer】を1つ作成します。

完成した【Display Stand】は【Empowerer】から2ブロック離して東西南北に設置して下さい。ちなみに、間にブロックがあっても問題なく稼働します。


【Empowerer】を使用するには、【Display Stand】にエネルギーを供給する必要があります。今回は新たなエネルギー輸送手段【Leadstone Fluxduct】を作成しましょう。
【和訳】
【Fluxduct】はRFを輸送するために使われます。より高いTierのものはより速くRFを輸送できます。
【Leadstone Fluxduct】は一つの接続あたり1000RF/t輸送可能です。

【Leadstone Fluxduct】はチュートリアルで触れた通り、RFの供給源と使用先を接続することでRFを輸送させることができます。こちらは【Energy Laser Relay】と異なり壁を貫通できない反面、複数の機械を繋ぎやすい基本的なパイプです。

【Leadstone Fluxduct】を追加しているMod【Thermal Dynamics】*1は、主にアイテム・液体・エネルギーの導管を追加するModです。その使いやすさから多くのModpackで導入されていまるため、ここで使い方をマスターしておきましょう。

また【Thermal】系の機械類やパイプは【Crescent Hammer】で素早く撤去することができます。耐久力も消費しないため、一本作成しておくと大変便利です。

【Crescent Hammer】を持って右クリックすることで、パイプの接続を変更できます。一部機械やパイプに向かってシフト右クリックすることで即座に撤去することも可能です。

このように、機械やパイプの設定に特化したアイテムは他の工業Modにも多く存在します。これらは大抵【Wrench】【Hammer】【Configurator】といった名前が付けられているため、別のModを遊ぶ際はJEIで検索することをお勧めします。

これでようやく【Empowered Void Crystal Block】を作成する準備が整いました。

最後に、黒の染料(Modで追加されたものでも可)・木炭・火打石・石ブロックを【Display Stand】に、石炭ブロックを中央の【Empowerer】にそれぞれ右クリックで載せます。

正しいアイテムがセットされており、【Display Stand】にエネルギーがあれば画像のような光が放たれます。

完成しました。
【Empowered Void Crystal Block】は怪しく光っています。

また【Empowerer】を用いたクラフトはホッパー等を使えば自動化が可能です。クラフトには地味に時間がかかるため、大量にアイテムを加工する前に自動化しておきましょう。

これでようやく【Large Storage Crate】が完成しました。正直に言って351スタック分もの容量は持て余してしまうため、最大強化まで行って使う機会はあまりありません。

ちなみに【Large Storage Crate】のクエスト報酬は【Smiley Cloud】です。このブロックは装飾ブロックのため、名前をつけたりハートのパーティクルを見て和んだりすると良いかもしれません。

次回は電力事情を改善するため、更に工業化を進めて行く予定です。

*1【Thermal CoFH】は便利な工業Mod【Thermal Expansion】等と同様に【Team CoFH】によって作成されています。そのため、これらのModは親和性が非常に高いです。

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