時代と共に成長するModパック【SevTech: Ages】を攻略していきます。
前回は工業化の基礎であるエネルギー生産・金属加工・アイテム粉砕の3つを可能にしました。今回はこのModパックでは最後までお世話になる、強力な精錬設備であるアーク炉を建造します。
Industrial Squeezerを建造する
アーク炉を稼働させるためには専用アイテム【Graphite Electrode】が必要です。先ずは素材である【HOP Graphite Dust】を作成するため、【Industrial Squeezer】を建造します。
材料の一つである【Fluid Pipe】はその名の通り液体を輸送するパイプです。今後も複数の大型機械で要求されるため、多めに作成しておきましょう。
【Wooden Barrel】は液体を保管することができるバレルです。容量は12000mBとやや少なめで、溶岩等の高温の液体*1や蒸気のような気体は入れられません。上位アイテムの【Metal Barrel】であれば溶岩や蒸気も入れられますが、【BuildCraft】の【Tank】や【Bloodmagic】の【Blood Tank】を利用した方が良いかもしれません。
必要な素材は画像の通りです。
前回作成した【Projector】のおかげで設置ミスはありません。さっくりと建造してしまいます。
電源は明るいオレンジの点、レッドストーン制御は赤の点から入力できます。使いやすい向きになるよう建設しましょう。
【Coal Coke】を【Crusher】で粉砕し、8個まとめて【Squeezer】で加工すると【HOP Graphite Dust】になります。後から知りましたが、【Coal Coke】はブロックのままでも問題なく粉砕できるようです。
今回は合計13個の【HOP Graphite Dust】が必要です。【Coal Coke】換算で104個要求されるため、【Coke Oven】は早い段階で建造しておきましょう。
【HOP Graphite Dust】は精錬することで【HOP Graphite Ingot】にできます。1個は【Engineer’s Blueprint】作成に使用するため、精錬せずにとっておきます。
ようやく【Engineer’s Blueprint】と【Graphite Electrode】が完成しました。
【Graphite Electrode】は一応【Metal Press】でも作成できますが、完成品の耐久度が半分になってしまいます。自動化は【Automated Engineer’s Workbench】でも可能ですので、今回は先行投資も兼ねて【Engineer’s Blueprint】を作成しておきます。
Arc Furnaceを建造する
ここからはいよいよ【Arc Furnace】を建造していきます。
最初に作成する素材は【Steel Sheetmetal】です。実質的に鋼鉄インゴット一つから作成できる安価なブロックで、他の大型機械の建造にも利用されます。今回は半ブロックに加工した物も使うため、計15個の【Steel Sheetmetal】が必要です。
【Immersive Engineering】では銅やアルミニウムといった他の金属の【Sheetmetal】も追加されているため、建築で活用したい所です。
次に作成する素材は【Reinforced Blast Brick】です。
これは改良型高炉の建造にも要求されます。
上記以外の建材は全て既知のものであるため、材料を集めたら建造を開始します。【Arc Furnace】は最低5×5×5のスペースがあれば建造できますが、背面には幅1ブロック分のスペースを確保しておきましょう。
完成しました。
お久しぶりです。この世界でも、よろしくお願いします。
【Arc Furnace】では、金属粉の精錬や合金の作成を行うことができます。現時点で金属粉からインゴットを作成できるのは【Arc Furnace】と【Alloy Kiln】だけですので、ここからは鉱石➡金属粉➡インゴットの鉱石倍化が解禁されます。
一部の特殊な合金は【Arc Furnace】でしかクラフトできないため、Modパック完全攻略には必要不可欠です。
ちなみに、エネルギーの投入は背面の黒い点から行います。真下にあるオレンジ色の点からは合金作成時に出る【Slag】を排出するため、【Trash Void】等のゴミ箱を設置しておくと良いでしょう。
この機械は極めて多くのエネルギーを消費するため、今は100%の力を発揮することができません。次回は電力や資源の不足といった問題を解決するため、拠点の強化を行う予定です。
おまけ・Immersive Engineeringの電力輸送
今回はおまけとして、【Immersive Engineering】の電力輸送について少し紹介します。
一つ目は各種【Transformer】です。中央にある【Transformer】は低圧(~256RF/t)と中圧(~1024RF)を、右にある【HV Transformer】は中圧(~1024RF)と高圧(~4096RF)を変換します。上位の【Wire Coil】は少量のRFも流すことができるため、主に【Wire Coil】の変換に使用します。
左にある【Current Transformer】は少々特殊で、変圧器としては使えません。代わりに右クリックで直近20tickに流れたRFの平均値を表示することができるため、RF消費の確認が可能です。
【Immersive Engineering】のRF量は、基本的に【Connector】や【Capacitor】がボトルネックになります。
例えば、画像では左側にある【Creative Energy Cube】から右側にある【Creative Energy Cube】にエネルギーを流しています。変圧器ではエネルギー量が変化しないにもかかわらず、画像の装置では僅か1021RFしか流れていません。これは、右端の【MV Wire Connector】の上限が1024RFであるため、それ以上エネルギーが流れないためです。
一方【Wire Coil】の上限は低圧で2048RF、中圧で8192RF、高圧で32768RFと【Wire Connector】の8倍です。一見十分な輸送量があるように見えますが、複数の線を連絡する【Wire Relay】を用いて9本以上の【Wire Connector】に接続した場合、電線が焼き切れてしまいます。
タコ足配線が危険な理由と同じですので、必ず流れる電流の量を考えて配線しましょう。
また、各種【Wire】にはRFの減衰が存在します。減衰率は距離に比例して増加し、SevTech: Agesにおける16ブロックでの減衰率は低圧で5%、中圧で2.5%、高圧で1.25%です。
この値はConfigによって変更できるため、他のModパックでは変更されることも考えられます。【Engineer’s Voltmeter】を持って二点をシフト右クリックで確認できるため、減衰が気になる方は確認しておきましょう。
*1 錫や銅など、融点の低い金属である場合は入れられるようです。
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