時代と共に成長するModパック【SevTech: Ages】を攻略していきます。
前回は【Immersive Tech】の力を借りて巨大な発電機施設を建築し、拠点を大幅に強化しました。今回は進捗を進めるため、様々なトロッコを追加する【Steve’s Carts 2】を攻略します。
トロッコ作成の基本
【Steve’s Cart 2】では独自の中間素材を多く使用します。ModパックSevTech: Agesでは一部アイテムのレシピが改変されているため、素材の残量には注意して下さい。
トロッコ作成の流れ
このModパックでは【Steve’s Carts 2】にある中間素材【PCB】に相当する部品として、【Immersive Engineering】の【Circuit Board】を使用するようにレシピ改変されています。【Steve’s Cart 2】を本格的に運用する場合は量産しておきましょう。
【Circuit Board】を作成したことで【I’m Board】の進捗を、以前【Redstone Engine】を作成していたことで【Upgrade Your Line】の進捗を達成しました。
作成した【Circuit Board】は、【Steve’s Carts 2】における作業台である【Cart Assembler】作成に使用します。こちらもレシピが変更されていることに注意しましょう。
ちなみに中間素材である【Nether Furnace】は、バニラかまどよりも二倍燃料が長持ちするかまどです。
【Cart Assembler】をクラフトすると、【Steve’s Carts】の進捗を達成できます。
次に作成するアイテムは、進捗で要求されている【Wooden Hull】です。
【Hull】にはそれぞれ積載可能なパーツの上限が設定されており、これを上回るパーツを載せることはできません。上位パーツを載せたい場合は、それ相応の【Hull】を用意する必要があります。
【Steve’s Carts Wooden Hull】の進捗を達成しました。
トロッコの組み立てには【Cart Assembler】を使用します。各スロットの説明は以下の通りです。
【Engine】
トロッコやトロッコのマシンを動かすためのエネルギーを生産します。大別して【Coal Engine】【Solar Engine】【Thermal Engine】の3種類があり、それぞれエネルギーの生産量と条件が異なります。SevTech: Agesでは【Solar Engine】を扱えるのがAge 4からであることに注意しましょう。
【Tool】
トロッコの前面にセットされる作業用機械です。【Drill】【Farmer】【Wood Cutter】の三種類があり、それぞれ採掘・農業・木こりを行うことができます。取り付けられる【Tool】は一つだけで、一部の部品と競合します。
【Attachment】
トロッコに新たな機能を追加します。【Steve’s Carts 2】で導入される部品の多くには占有する場所が設定されており、同じ場所を占有する部品をトロッコに載せることはできません。
【Storage】
トロッコにアイテムや液体の収納スペースを追加します。【Tool】や【Attachment】の多くは収納スペースを持たないため、必ず専用の部品でスロットを追加しましょう。
チェストやタンクはパーツに対応した場所を占有しますが、例外的に【Internal Chest】【Internal Tank】は場所を占有しません。
【Addon】
トロッコに特殊な機能を追加します。【Attachments】と異なり場所を占有しませんが、別のパーツとの併用が前提になっていることが多いです。
【Information】
上からトロッコパーツの上限・パーツ一つ当たりの上限・総コスト・組み立てに必要な時間・トロッコの状態を表示します。パーツが競合するなど、トロッコに何らかの問題が起きている場合はここで確認できます。
【Assemble】
正しいパーツを選択している場合、このボタンを押すことでトロッコを組み立て始めます。トロッコを完成させるためには時間と燃料が必要です。
各部品の詳しい解説は日本語wikiが充実しているため、割愛させていただきます。
よく使う中間素材
ここからは、今回の攻略で使用する中間素材をクラフトしていきます。
【Chest Pane】【Huge Chest Pane】は【Steve’s Carts 2】専用のストレージを作るために必要です。バニラのチェストは使用しないことに注意しましょう。
また、【Cart Assembler】のアップグレードや【Addon】に使用する【Advanced PCB】もレシピが変更されています。
アップグレードのおすすめは【Upgrade: Cart Modifier】と【Upgrade: Experienced assembler】です。【Cart Modifier】はカートの分解・再構築ができるようになり、【Experienced assembler】は純粋に作業速度が向上します。
アップグレードは【Cart Assembler】の側面に張り付ける形で使用します。
ちなみに、【Cart Modifier】でカートを改造・解体したい時は専用のGUIを開く必要があります。解体で戻ってくるパーツもここに収納されることを覚えておきましょう。
上の画像でも出ていた【Stabilized Metal Ingot】は【Blank Upgrade】や上位のパーツの素材として大量に消費します。中間素材である【Raw Hardener】は【Platinum Plate】を消費するように変更されているようです。
また、【Stabilized Metal】への加工は【Arc Furnace】を、【Stabilized Metal Ingot】への加工は乾式製錬炉を使うようにレシピが改変されています。
作成自体は手間ではありませんが、自動化はかなり厄介です。
最後に、超高コストな【Galgadorian Metal】を作成します。恐ろしいことに、精錬に【Arc Furnace】を使う事、ダイヤモンドブロックではなく【Block of Platinum】を消費すること以外はレシピ改変が行われていなません。
精錬のついでに、進捗【Steve’s Carts Standard Hull】を達成しておきます。これは【Wooden Hull】の上位パーツですが、さらに上位の【Reinforced Hull】の方が使い勝手が良いため使用しません。
完成した【Lump of Galgador】を9個まとめて【Large Lump of Galgador】に加工し、乾式製錬炉で精錬して【Enhanced Galgadorian Metal】を入手しました。
【Lump of Galgador】をそのまま乾式製錬炉で製錬すると【Galgadorian Metal】になります。こちらも最高級パーツのクラフトに要求されるため、【Steve’s Carts 2】をとことん遊ぶ場合は作成しておきましょう。
トロッコ式クァーリーを稼働させる
【Steve’s Carts 2】が自動化できる作業は、主に林業・農業・採掘の三種類です。今回はAge 5でようやく解禁されるクァーリーを、トロッコを使って擬似的に再現します。
先ずは最強のドリルである【Galgadorian Drill】を作成しましょう。このドリルは超高速で9×9の範囲を採掘します。コストが重すぎる場合は【Hardened Drill】を用いても可能ですが、採掘効率が1/3以下にまで低下してしまうことに注意して下さい。
【Hull】には上から2番目の【Reinforced Hull】を用います。最上位の【Galgadorian Hull】は許容量が倍になるだけであるため、作成する必要はありません。
【Attachment】には最低限必要な【Railer】と【Bridge Builder】を搭載します。
【Storage】には、容量優先で【Extracting Chests】を用意しました。これは72スタックまでのアイテムを格納できるストレージですが、大半のパーツと競合してしまいます。
また、トロッコの作業をサポートする【Addon】には【Height Controller】と【Liquid Sensors】を採用しました。【Height Controller】はトロッコが一定の高度を保つよう走行するように、【Liquid Sensors】はトロッコが液体を避けて走行するようになります。
ただしどちらの機能にも限界があるため、過信は禁物です。
完成したトロッコは上の画像になります。製作時間は【Experienced Assembler】込みで驚きの5時間です。石炭を自動搬入できるようにホッパーをセットして、気長に待ちましょう。
トロッコの完成を待っている間に、擬似クァーリーに必要なアイテムを用意しましょう。【Cargo Manager】と【External Distributor】はトロッコとアイテムをやり取りするために使用します。
続いて【Detector Manager】を作成します。線路の配線で使用するため、多めに確保しておきましょう。
並行して露天掘り候補地の溶岩池や水源を可能な限り除去し、チャンクローダーとして【Weirding Gadget】を設置していきます。組み立て時間の増加と燃費の悪化を許容できるなら、トロッコに【Chunk Loader】を積んでも良いでしょう。
トロッコは【Addon】の効果である程度液体を回避できますが、どうしても回避できない場所に液体がある場合は来た道を引き返してしまいます。こればかりはどうしようもないため、その都度撤去します。
ようやくトロッコが完成しました。
先ずは露天掘りを行いたい範囲の北西の角から北東の角まで、一列分だけ採掘します。これは南側へ掘り進める坑道を確保するためです。
【Bridge Builder】に適切な建材がある場合、トロッコは地下渓谷のような段差に橋を架けて進みます。【Height Controller】と併用すれば、1ブロックの段差にも橋を架けて高度を維持してくれます。
ただし特定の条件が重なった場合、設定した高さを無視して進むことがあります。
画像の場合では、アイテムスロットの空きが不足した状態で、唯一回収できる土だけを採掘しながら進行しているようです。
トロッコは【Advanced Detector Rail】で停止するため、終点に設置しておくと安心です。
一通り坑道の採掘が完了したら、今度は各坑道に採掘➡アイテムが一杯になったら回収➡レールが無くなるか採掘できなくなったら次の坑道へ移動と制御できる線路を敷きます。
赤色の枠に設置されている【Detector Manager】は、上面に設置された【Advanced Detector Rail】に載ったトロッコを検知してレッドストーン信号を発します。今回はチェストの中身が空なら次の坑道へ、空でないなら【Cargo Manager】で搬出してからもう一度元の坑道へ移動するよう設定しました。
【Detector Manager】の条件設定は設定したいアイコンをドラッグ&ドロップで行います。
【Cargo Manager】は隣接する【Advanced Detector Rail】に来たトロッコを検知し、アイテムを搬入・搬出します。今回は2つ上の画像にある青色の枠の【Advanced Detector Rail】に来たトロッコからアイテムを回収する機構を組みました。
回収した大量のアイテムは【Dung Pipe】で【Conveyor Belt】に載せ、チェストに高速搬入します。ただし、このままではトロッコが【Dung Pipe】を採掘・撤去してしまいます。
そこで活用するのが【External Distributor】です。このブロックは【Cargo Manager】と連結して、アイテムを搬入・搬出するために使用します。トロッコは線路よりも下を採掘しないため、【Cargo Manager】の下に設置した【External Distributor】を介してアイテムを回収します。
最後に、敷設したレールを撤去する【Track Remover】を作成します。これは別のトロッコにセットして、必要に応じてレールを撤去させます。
トロッコは終点からレールを撤去していきます。必要なレールまで撤去してしまわないよう、配線に注意して下さい。
これで一層分の採掘ができる設備が整いました。後は採掘できない液体の撤去やメンテナンスを行いつつ、同じ手順を繰り返します。
おまけ・Tome of Peritiaで経験値銀行
【Enhanced Galgadorian Metal】の作成には大量の資材が必要でした。資材の一つにはマグマクリームがありますが、これはマグマブロックを【Uncrafting Table】で変換することで量産が可能です。
今回はおまけとして、【Blood Magic: Alchemical Wizardry】の【Tome of Peritia】を作成して、経験値の保存を可能にします。
とはいえ、【Tome of Peritia】の作成自体はそこまで難しくありません。素材の作成にはTier 3の祭壇が必要ですが、これも簡単に建築できるでしょう。
Age 3からはポーションの作成も解禁されているため、再生のポーションを飲んでおくと少し楽ができます。
完成しました。中央の【Arcana Scroll】は敵から稀にドロップします。
【Tome of Peritia】を持って右クリックで経験値の引き出し、シフト右クリックで預け入れができます。レベル単位で引き出すことができるため、これからは経験値を気兼ねなく使えます。
次回は【Immersive Petroleum】を進めて、石油を掘り当てる予定です。
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